【注文住宅】土地があるなしで、どう変わる?

~土地がある場合~

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家を建てるための土地を持っているなら、土地を探す手間や土地の購入費用を省ける分、

より自分の希望に沿った形で新築の建設を進められるかもしれません。

ただ、土地ありで新築を建てる際にも、やらなければいけないことはたくさんあります。

特に地盤や税金の手続きは複雑であるため、家を建てる前にしっかり確認しておきたいところです。

今回は、所有している土地で新築を建てるときに注意したいことについて解説します。

 

土地を所有しているときの注意点

土地を所有していれば、すぐにでも家を建てられるわけではありません。

自分の土地に新築を建てる際は、まず地盤の調査をして家を建てても大丈夫なのか確認します。

また、新築の建設地に親の土地を使う場合には、贈与の問題も生じてきます。

以下、地盤調査や贈与の手続きについて具体的に見ていきます。

 

地盤調査

家を建てる際に心配なのは、地震や災害が発生した際に耐久できるかということです。

もちろん、建物の構造を最新の仕様にすることも災害に強い家づくりには重要です。

しかし、いくら最新の仕様で建物を建設しても地盤が弱ければ地震や災害に耐久することはできません。

災害に強い家を建てるためには、何より地盤がしっかりしていることこそ重要なのです。

土地ありで新築を建てる場合、今ある家を取り壊して新しい家に建て替えるということもよくあります。

その場合でも、地盤の調査は必要です。なぜなら、長い時間がたっていれば地盤が緩んでいることがあるうえ、

新しい住宅の建築工法によっては地盤の改良を行わなければいけないこともあるからです。

具体的な地盤調査の方法は、スウェーデン式サウンディング試験と呼ばれる方法が一般的です。

この方法で地盤調査を行う際は、一般住宅の敷地面積で約10万円かかることになります。

また、地盤調査の結果に基づいて、地盤の改良が必要ということになった場合、改良工事にも一定の費用が発生します。

このように、土地ありでも地盤調査や改良には費用がかかるため、事前にしっかり予算を組んでおくことが大切です。

 

 

親からの贈与の問題

新築の建設に親の土地を使う場合、状況によっては贈与税や相続税が発生するため注意しなければなりません。

たとえば、親が所有している土地に自分の家を建てる場合、親に対して通常は借地料を支払わないものです。

つまり、無償で親から土地を借りて、そこに家を建てるというのが一般的です。

このように、他者の土地を無償で使用することを使用貸借と呼びます。

親の土地を使用貸借する場合、形式的には個人間の使用貸借となります。

個人間の使用貸借では、借地権にも価値はなくなるため、贈与税の課税対象にはなりません。

つまり、親から無償で土地を借りて家を建てる場合、贈与税の心配はしなくても良いということになります。

 

一方、親の土地であっても、地代を払って家を建てるというケースもないわけではありません。

この場合、権利金を上乗せして地代を払っていないと贈与税が発生してしまいます。

贈与税を発生させないためには、権利金を上乗せして地代を支払うか、そもそも地代を支払わず使用貸借するかのどちらかです。

やはり、親の土地を新築に使う場合は、地代を払わずに使用貸借したほうが税金面ではお得になるといえます。

ただし、親の土地を使用貸借する場合でも、親が亡くなれば子が土地を相続することになるでしょう。

その場合は、土地に対して相続税が賦課されます。

使用貸借では、土地にそのまま相続税がかかりますが、地代を払って土地を使用していた場合は、

払っていた地代に応じて相続税評価額が変わります。

このように、後になって相続の問題は発生するかもしれないものの、親が所有している土地を使う場合、

贈与税は基本的にはかかりません。

一方、親の土地を譲り受けて家を建てる場合、相続の際にトラブルになることは避けられますが、

贈与税は発生するので注意しましょう。

 

いかがですか?

次回は、土地がない場合についてお話しします。

 

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