お家づくりを始めるに当たって

 お家づくりスタートアップガイド

お家づくりは「何を買うか」ではなく**「どんな暮らしをしたいか」**を考えるプロセスです。 後悔しない家づくりのために、スタート段階で大切にしたい5つのステップをまとめました。

1. 資金計画(予算決め)を最優先にする

カタログを見たりモデルハウスに行く前に、まずは**「いくらまでなら無理なく返せるか」**を知ることが最も重要です。

  • 総予算の把握: 土地代 + 建物代 + 諸経費(登記費用、ローン手数料、引越し代、家具家電など)を含めた総額で考えます。

    • 注意点: 建物本体価格以外に、諸経費として総額の1〜2割程度が必要になることが多いです。

  • ライフプランのシミュレーション:

    • 子どもの教育費

    • 老後の資金

    • 車の買い替えや旅行

    • これらを考慮しても、毎月の返済が苦しくならない額を設定しましょう。

2. 「理想の暮らし」を言語化する

「広いリビングがいい」「対面キッチンがいい」といった要望の前に、**「新しい家でどんな時間を過ごしたいか」**を家族で話し合います。

  • 現在の不満を書き出す:

    • 「収納が少なくて片付かない」

    • 「冬が寒くてお風呂が辛い」

    • 「洗濯動線が悪くて家事が大変」

    • → これらを解決することが、新しい家の必須条件になります。

  • 家族の優先順位を決める:

    • 予算には限りがあります。「絶対に譲れないこと(Must)」と「できれば欲しいこと(Want)」を分けておきましょう。

3. パートナー(依頼先)の種類を知る

家を建てる依頼先は大きく分けて3つあります。自分たちの価値観に合うのはどこか、特徴を知っておきましょう。

依頼先

特徴

向いている人

ハウスメーカー

品質が安定、保証が充実、展示場がある

ブランド力や安心感、性能を重視する人

工務店

地域密着、自由度が高い、コストパフォーマンスが良い

予算を抑えつつこだわりの家を建てたい人

設計事務所

デザイン性が高い、変形地に対応できる

唯一無二のデザインや、土地の条件が特殊な人

4. 土地探しは「建物」とセットで考える

土地だけ先に決めてしまうと、建物の予算がなくなったり、法規制で希望の家が建たないことがあります。

  • 希望エリアの選定: 通勤・通学、実家との距離、治安など。

  • 土地+建物のバランス: 土地にお金をかけすぎると、建物で妥協することになります。建築会社と一緒に土地を探すと、トータルの予算管理がしやすくなります。

5. スケジュール感を把握する

注文住宅の場合、検討を始めてから入居まで早くて1年程度かかるのが一般的です。

  1. 情報収集・勉強(1〜3ヶ月)

  2. 資金計画・パートナー決定・土地契約(3〜6ヶ月)

  3. 詳細打ち合わせ・契約(3〜6ヶ月)

  4. 着工〜完成・引渡し(4〜6ヶ月)

「いつまでに入居したいか(子どもの入学、更新時期など)」から逆算して動き始めましょう。

✅ まず最初のアクションリスト

  • 家族会議: 「なぜ家を建てたいか?」「どんな暮らしがしたいか?」を話し合う。

  • 資金の確認: 現在の貯金額や、親からの援助の有無などを確認する。

  • 情報収集: InstagramやPinterestで好みの外観や内装の画像を集め、イメージを共有する。

焦らず、楽しみながらお家づくりを進めていきましょう!

素敵なお家づくりになりますように!